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■ 思春期の子供がいる家づくり
- #家づくりの基礎知識
2025.6.6.Fri
【家づくりの基礎知識】vol.5
思春期の子供がいる家づくり
〜ちょうどいい距離感が、心地よい関係をつくる〜
子供が中学生・高校生になり、家が手狭になったタイミングでマイホームを検討するご家庭は少なくありません。
私、中川もその一人です。
その際に大切なのは、「思春期の子供との関係性」を意識した家づくりです。
反抗期まっただ中の子供と、どう距離をとるか。
口うるさくしたくないけれど、まったく目が届かないのも心配…。
そんなご家庭に向けて、今週は「思春期の子供がいる家づくり」のポイントをお伝えします。
1|玄関と階段の“ちょい見え”が、安心につながる
親がガミガミ言わなくても、子供の行動が自然と目に入るような間取り。
それが、思春期の子育てにおいて大きな安心材料になります。
たとえば玄関。
リビングやダイニングとつながる場所に配置すれば、「あ、帰ってきたな」と気配で分かりますし、「おかえり」と声をかけるきっかけにもなります。
また、階段をリビング近くに配置するのもおすすめ。
子供が自室へ上がったり、飲み物を取りに降りてきたり…ちょっとしたタイミングで会話が生まれます。
「なんか疲れてそうだな」など、小さな変化にも気づきやすくなりますよ。
2|子供部屋は“ちょっとだけ不便”がちょうどいい
快適すぎる個室は、子供が部屋にこもりっぱなしになる原因にもなります。
そこでポイントになるのが「居心地をよくしすぎない」こと。
◎広さは4〜6帖ほどで十分
◎テレビやネットの配線は最小限に
◎読書や勉強はリビングなどの共用スペースでできるように工夫
これだけで、自然と共有空間に顔を出す時間が増えていきます。
また、子供部屋の場所にもひと工夫を。
2階に子供部屋だけを配置するのではなく、なるべく親の寝室と同じ階に。
「ドアの音」や「足音」など、ちょっとした気配で様子を感じ取れるのが安心です。
3|親子で一緒に過ごせる“居場所”をつくる
リビングやダイニングなどの共用スペースは、家族みんなが心地よく過ごせる場所に。
◎集中しやすいスタディスペース
◎大画面テレビと上質なスピーカーのあるリラックス空間
◎一緒に料理ができるゆったりキッチン
特にアイランド型のキッチンは、家族みんなで料理をしやすく、会話も自然と生まれやすい人気の間取りです。
食事の時間が家族のコミュニケーションタイムになるよう、ダイニングテーブルはキッチンと近い位置に配置すると◎です。
最後に
子供が家にいる時間は、実はあっという間。
「今」しかない時間を、できるだけ楽しく、心地よく過ごせるように。
家づくりは、家族の未来づくりです。
ぜひ思春期の子供とも一緒に、住まいのカタチを考えてみてください。
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