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■ 暮らしの中でできる現実的な湿気・カビ対策
- #生活の知恵
2025.6.13.Fri
【生活の知恵】
■ 暮らしの中でできる現実的な湿気・カビ対策
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まもなく梅雨本番!湿気やカビのトラブルを防ぐには、日々のちょっとした工夫の積み重ねがとても大切です。ここでは、特別な機器を使わずとも今日からすぐに始められる、身近で現実的な対策をご紹介します。
○ こまめな換気で空気を循環させる
湿気対策の基本は「換気」です。
梅雨の時期はつい窓を閉めがちになりますが、少しの時間でも風の通り道をつくるだけで、湿気を外に逃がす効果があります。
朝の時間帯や雨の止み間などを見計らって、対角線にあたる窓を2カ所開ける「自然換気」がおすすめです。
また、24時間換気システムを備えている住宅では、フィルターの掃除を定期的に行うことで、本来の換気性能を維持できます。
○ 除湿アイテムを上手に活用する
ドラッグストアやホームセンターで手軽に手に入る「除湿剤」や「調湿シート」は、湿気が気になる場所に設置するだけで効果を発揮します。
クローゼットや押入れには、吊るすタイプやシートタイプの除湿剤を。
靴箱や収納ボックスには、小さめの置き型除湿剤が便利です。
また、炭や珪藻土などの自然素材を使った調湿グッズも、インテリアになじみやすくおすすめです。
○ 部屋干しは「干し方」と「場所」がカギ
梅雨時期に避けられないのが「部屋干し」。
湿気をこもらせないためには、干し方に一工夫を。
衣類同士の間隔をあけ、空気が通りやすいようにするのがポイント。
扇風機やサーキュレーターを併用し、風を当てることで乾燥時間が短縮され、湿度の上昇を防げます。
浴室乾燥機がある場合は、浴室内に干すのも効果的。リビングなど生活空間の湿度を上げずに済むため、室内環境を快適に保てます。
○ 窓まわりはこまめな拭き取りが効果的
窓の結露は、こまめに拭き取ることで黒カビの発生を防げます。
吸水力の高いマイクロファイバークロスや、結露取り専用のスクイージーを常備しておくと便利です。
さらに、結露防止シートや断熱フィルムを貼ることで、そもそも結露がつきにくくなる環境づくりも可能。
カーテンもこまめに洗濯し、湿気がたまらないように注意しましょう。
○ 浴室やキッチンの水まわりは「使った後」が重要
浴室は入浴後にしっかりと換気扇を回し、床や壁の水滴をスクイージーなどで落としておくと、湿度の上昇を防げます。
カビは“湿ったままの時間”が長くなるほど繁殖しやすくなるため、「あとひと手間」がカビ防止につながります。
キッチンでは、シンク下や排水溝のぬめりを防ぐため、週に1回の簡単な掃除と、こまめな換気が効果的。
水まわりの掃除には、防カビ・抗菌成分が配合された洗剤を選ぶと、予防効果も期待できます。
■ 梅雨でも快適に暮らすために
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湿気やカビは、目に見えないうちに静かに広がり、家の寿命や健康にまで影響を及ぼします。
だからこそ、ちょっとした心がけや日々のルーティンで、カビの“芽”を早めに摘むことが大切です。
「換気・除湿・清掃」を意識して、暮らしの中に無理なく取り入れられる対策を続けていくことが、梅雨を快適に乗り切る第一歩。
今年の梅雨は、湿気知らずの快適なおうち時間を過ごしてみませんか?
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