【家づくりの基礎知識】vol.3

心地よい暮らしと“良い土地”の関係

「なかなか“いい土地”が出てこなくて…」
土地から探し始めるお客様から、よくこんなお声をいただきます。

希望のエリアで、形がきれいで、日当たりも良くて、できればお値段も手ごろで…
そんな理想の条件がすべてそろった土地って、実はそう多くありません。

でも私たちは、いつもこんなお話をしています。
“本当にいい土地”は、条件だけでは決まらないんですよ、と。

整っていなくても、「いい土地」になることがあるんです

たとえば、少しいびつな形の土地。
ぱっと見では「使いにくそう…」と思うかもしれません。

でもその土地に、暮らしやすい間取りを合わせていくことで、
日当たりのいいリビングがつくれたり、外からの視線が気にならない配置になったり、
意外な魅力が見えてくることも多いんです。

「整った土地＝いい土地」とは限らない。
逆に、建物と合わせることでグッと魅力が増す土地もあります。

土地の価格だけに目を奪われると、建物が苦しくなることも

土地を探していると、「この場所いいな、でもちょっと高いかも…」と迷うことがありますよね。

たとえば駅近の人気エリアだと、土地代が予算の大半を占めてしまい、
肝心の建物にかけられるお金が減ってしまうことも。

暮らしやすさを考えたとき、
「立地」だけでなく「建物にも十分な予算をかけられるか？」というバランスも大切です。

土地だけを見ていても、なかなか決まらない理由

「いい土地が出てこない」とおっしゃる方の中には、
たくさんの不動産情報を見て、どれもいまひとつに思えて…と迷っている方も多くいらっしゃいます。

でも実は、土地だけを見ていても、本当の良さはなかなかわからないものなんです。

・この土地に、どんな家が建つのか？
・窓をどこにつけたら、光がたっぷり入るのか？
・道路や隣の家との距離感は、どう暮らしに影響するのか？

こうしたことは、建物とセットで見てみないとわかりません。

土地と建物、ふたつを一緒に考えるからこそ見えること

土地探しから始めるなら、土地と建物のことを同時に考えるのがコツです。

マエダホームでは、「この土地なら、こんな家が建てられますよ」というご提案を、間取りや外観のイメージとあわせてご案内しています。

土地を見ただけでは気づけなかった魅力が、「暮らしのカタチ」として見えてくる。
それが、私たちの家づくりの強みでもあります。

迷ったときは、どうぞご相談ください

「これって良い土地なのかな？」
「この場所、少しクセがあるけどどうなんだろう？」
そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。

“条件のよさ”だけでは測れない、
“その土地でどう暮らせるか”という視点から、一緒に考えていきましょう。

家づくりの第一歩が、もっと安心できるものになりますように。

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